s_司法書士法人ABC
代表
椎葉基史

司法書士法人ABC 代表 

昭和53年生、熊本県人吉市出身。
熊本高校を卒業し、大手司法書士法人勤務を経て、
平成20年、大阪市内にて、つばき司法書士事務所を開業。
借金の相続問題の専門家がいない事実に気づき、
平成23年に同所内に「相続放棄相談センター」を開設。
平成25年10月に法人化と同時に事務所名を「司法書士法人ABC」に改称。
ともに司法書士・行政書士・土地家屋調査士・社労士・測量会社からなる専門家グループ「ABCアライアンス」を発足。

現在の仕事についた経緯

ある日、母親が突然泣きながら電話をしてきました。なんと連帯保証人になっていた親戚の借金を引き継いでしまい、自己破産することになったと告げたのです。突然のことだったということもあり、私はあまりのショックで言葉を失いました。 その時、とても親切に、そして親身になって助けてくださったのが司法書士の先生でした。私が初めて司法書士という職業を知った瞬間です。私は、20代後半になるまでろくに社会に貢献することもなく、自分の大好きな音楽活動だけで生きてきたこともあり、いつしか自分も司法書士になって人の人生の役に立てる仕事をしたいと考え、司法書士を目指すことを決断しました。

仕事へのこだわり

私は、司法書士という資格を先にとってからこの業界に入りました。それまでデスクワークもろくにした事がなかったこともあり、最初に勤めた事務所では、初歩的な事務作業においても大変迷惑をかけました。その後、独立のきっかけとなる某大手司法書士事務所に移籍し、そこで司法書士としてのいろはを教えてもらいました。当時27歳の頃です。
もともと私は、若い頃から漠然と30歳になったら何かしらの仕事で起業しようと考えておりましたので、移籍した事務所で、できるだけたくさんの経験をしようと思い、率先して数多くの案件をこなしました。ただ、受け身で仕事をするのではなく、目的意識を持つことが大切だと思っています。
開業してからは、お客様の意思決定にどれだけ関われるか。コンサル的な要素の強い仕事にこだわっていくべきだと考えています。
業界をベースに考えると面白くなくなってしまいます。「私達の強みは法律家であることの価値である。」そう考えれば、もっと付加価値のある商品を提供できると思います。
最近では、遺品整理の手配や立会いを、すべて法律家が代行するサービスを提供しています。遺品整理の現場で出てくる重要な書類を、リーガルチェックしつつ、必要な手続きを案内して、相続業務を受注する。
まさにニーズ目線の商品づくりです。
お客様の潜在的なニーズは、もっと広範囲にあるはずです。
ブームに飛びつくのではなく、本当のニーズはどこにあるのかと考えていくこと。
お客様に提供するサービスに関しては、自分たち自身が、自信をもって提供できるものを。
相続放棄や限定承認は、特に自信をもって提供している商品です。
まだまだ認知度は低いですが、もっとたくさんの人にこの手続きを知ってもらいたいという想いがあります。

これから社会に出る若者へ

私も高校卒業して20代前半までは、大学にも進学せず自分の大好きな音楽活動にのめり込んでいました。もちろん音楽で飯を食うという思いもあったのですが、今思えばそれはただひたすら自分のためにやっていたことであり、人様のためとか、社会のためという考えは全くありませんでした。また、その経験を通して、夢を諦めるという大きな挫折もまた経験しました。人から見ればただの遠回りで無駄な時間だと思う方もいらっしゃいます。しかしながら、私は若い頃はそれで良いと思っています。親に心配をかけ、周りに迷惑をかけ、人の役にも立てていない、結果も出せなかった、そういう数年間を経験したからこそ、今こうして人様のお役に立てている現状を心から有難いと感じ、喜びを得る事ができるからです。
若い頃は自分の情熱のままにやりたいことをトコトンやってください。トコトンやることで想像していた世界と違う世界もまた見えてきます。大事なのは、「今」の積み重ねだと思います。