s_株式会社サインウェーブ
代表
赤池雅光

株式会社サインウェーブ 代表

現在の仕事についた経緯

大学卒業後、生命保険会社に就職し、入社6年目に支部長として社員20名ほどの組織を任されました。営業面はもちろんですが人事面、経費面など20代という若さで裁量を与えられ、また営業先の社長と会話していると『経営する』という事に興味を持つようになりました。そんなある時、独立を決定づけたのは会食の席で、ある社長が発した乾杯後の一言でした。「あぁ、この一杯を飲んだ時に生きているって感じるんだよな~」。自分も支部長という“経営者”をやっているつもりでいましたが、本物の経営者との意識や感覚の違いに大きな差を感じました。一生懸命に頑張っていたつもりですが「生死をかけて仕事をしているか」と聞かれれば、多分NOでしょう。 そんな自分も、それぐらい本気で仕事をしてみたいと考え、また一度きりしかない人生なので、後悔したくないと思い、独立を心に決めました。

仕事へのこだわり

1)高い目標を持って逆算する
サラリーマン時代から私は5年後、10年後になっていたい自分をイメージし、現状で足りていないのは何かを考えて行動しています。例えば転職ですが、新卒で保険会社に入社し、独立願望が出てきたものの全く経営者としてのスキルがない中で、まずはマーケティング・マネージメントを学ぶべくコンサルティング会社に転職します。そこでは増収増益でも資金繰りに行き詰まって倒産する黒字倒産を目の当たりにし、資金調達を学ぶべく銀行へ転職します。このように35歳までに独立するという目標をもって必要なスキルを得るために転職していたので、本当に35歳の時に独立出来ました。

2)全ては『自己責任』という考え
会社のせい、商品のせい、景気のせい、いくらでも出来ない理由は挙げられますが、仕事は全て自己責任です。これは自分自身の精神衛生面において楽になる考え方なので、常にこの考えが頭にあります。社長になると有無を言わさず仕事上は自己責任になるのですが、人生においてもこの考えでいると気が楽に生活できます。

3)発想の転換
どうせ満員電車に乗って通勤しなくてはいけないなら。。。        どうせ残業するなら。。。
例えば、 。。。の部分は満員電車では英語アプリで勉強するとか、残業なら夕飯は美味しい物を食べようなど、目の前にある業務に対して自らのスキルアップとか、どこかに自分なりの楽しみポイントを見つけるように心掛けています。実はこれは弊社のテーマにもなっていますが、『まじめすぎるより、遊び心を』というスローガンにつながります。このような考えでいる事で常に仕事に対して前向きなマインドで、気分に左右されず安定して稼働できるよう心がけています。

これから社会に出る若者へ

新卒や第二新卒の方と採用面談をすると独立願望がある、という事をよく耳にします。私の学生時代には独立という選択肢は考えもしなかったので、志が高く頼もしさを感じます。しかしながら面談し話を聞いてみると、独立するという事が目的になっていて将来、何をしたいのか分からない方も多く見受けます。ちなみに私の場合、2010年4月に創業しましたが、1年後の2011年3月に東日本大震災がおきました。当時、1年がようやく終わろうとしていたところでマネタイズの目途もつかず、大きな経済転換がおきると予測した私は当時6名いたエンジニア全員を会社都合で解雇するという決断を下しました。後にも先にもこれほど残酷で悲しい判断はなく、私の中での目的を達成するため、企業存続を最優先に考え、止む無く下した決断でした。このように起業する(社長になる)という事は、究極の決断を迫られる場面が必ず発生します。その時に、それを乗り越える強い意志を持ってチャレンジして欲しいと思います。    自戒の念を込めて。。。