s_かわたペインクリニック
院長
河田圭司

医療法人良仁会かわたペインクリニック 院長

医学博士/日本ペインクリニック学会専門医/日本麻酔科学会専門医。昭和39年奈良県橿原市生まれ。平成2年近畿大学医学部卒業、麻酔科学教室でペインクリニックを担当。平成13年済生会中和病院麻酔科医長。平成15年かわたクリニック開院。平成19年医療法人 良仁会 かわたペインクリニックに改名(法人化)。平成21年 心療内科併設、平成28年 理学療法部門新設。

現在の仕事についた経緯

生家が診療所で父が医師であり、育った環境から医師を目指すことが自然の流れでした。はじめは、いろいろな手術を見たかったので、手術に関わる仕事で、全身管理が出来る麻酔科(各科の手術を受ける全ての方を診ることが出来る科)を希望しました。しかし、患者様の体と触れ合う機会はあっても話をする機会は少なく、一人の方を始めから終わりまで、自分で診ることができませんでした。麻酔科には「術前術後の全身管理を行う麻酔部門」と「痛みの治療を行うペインクリニック部門」があり、一人の患者様を始めから終わりまで、自分で診ることが出来るのは、ペインクリニック(痛みの治療)部門であったため、ペインクリニックを志すようになりました。ペインクリニックとは、「痛みの治療をするところ」です。「原因はわかっているけれどなかなかおさまらない痛み」だけでなく「色々検査して調べたけど異常がないのに痛いという原因不明の痛み」などを和らげる「痛み専門のクリニック」です。

仕事へのこだわり

「患者さんによくなってもらいたい」という強い思いがあります。思いがあっても技術がなければ成し得ません。まずは、メインの神経ブロック療法や薬物療法などの痛みの治療技術の向上を心がけています。かわたペインクリニックではどこよりも細い注射針を使用し、「痛くない治療」を目指し、特に、硬膜外ブロックについては、昨年、画期的な治療技術の革命を行いました。硬膜外ブロックの注射針を22ゲージ(採血くらいの細さ)から27ゲージ(予防接種くらいの細さ)に細くすることに成功しました。どこよりも細い注射針で硬膜外ブロックをすることが可能になったことにより、さらに「1安心(注射針を刺す痛みが少なくなり安心して受けれる)」「2安全(組織障害や出血が少なくなり安全性が向上)」「3速く(直前の局所麻酔がなくなり2工程が1工程になり速くなった)」になりました。この細い針での硬膜外ブロックは、高度な技術と経験を有する治療で、かわたペインクリニックならではの治療と自負しています。また、痛みの複雑化・多様化に対応するために、痛みの治療の種類を増やし、心理的アプローチによる心療内科(メンタルペイン)や西洋医学のみならず東洋医学を使った手技療法、理学療法やリハビリなど、総合的な痛みの治療を行っています。痛みの治療でこれさえあれば大丈夫と言うものはなく、いろいろな側面からのアプローチが必要です。また、自分ひとりで出来ることには限界もあるため、かわたペインクリニックでは、ペイン部門や心療内科部門や理学療法部門などスタッフがチームとして痛みに取り組んでいます。「痛みの治療ならかわたペインクリニック」と思っていただけるように、痛みに良いとされる治療を出来るだけ数多く取り揃え、常に「進化した痛みの治療」を行えるように心がけています。

これから社会に出る若者へ

若い方には、「決断する勇気」を大切にして欲しいと思います。決めないでいるとあっという間に時間が経ってしまいます。例え結果的に「たどり着いた場所」がたまたま同じであったとしても、「自分で決めてたどり着く場所」と「何も決めずに流されてたどり着く場所」とは、大きく意味が変わってきます。何も決めずに流されて過ごしても人生何とかなっていくかもしれませんが、後悔のない意味ある人生を送るためには、人生の岐路において勇気ある決断ができる人になってほしいと思います。