s_アルファサーチ株式会社
代表
狩野鉄也

アルファサーチ株式会社 代表

大学を卒業後、出版、人材派遣を経て2001年に当時医療業界専門の草分けだったエージェントに転職。5年間コンサルタントを経験し、2006年に医療業界専門の人材紹介業立ち上げに参加。約7年シニアコンサルタント、取締役を経て2013年に退社。2015年に現在のアルファサーチ株式会社を創業し、2016年1月に人材紹介業のライセンスを取得。現在は、主に医療機器、臨床開発系の仕事を対象とした人材紹介業を手掛けている。

現在の仕事についた経緯

20代の時に様々な職業を経験し転職を重ねました。それまでは人材業といえば派遣会社の営業マンの仕事しか認識がなかったのですが、ある書籍でヘッドハンティングという言葉とヘッドハンターという存在を知り、「ビジネスの水面下で有能な社員を引き抜くミステリアスで影のある存在」というイメージを持ち、強くヘッドハンターという職業に惹かれました。しかしどうやってそのような職業に就けるのか分からなかったので、とりあえず書店で人材紹介会社の法人年鑑のようなものを購入し、「あ行」から手当たり次第にアプローチをしました。面接で志望動機を聞かれ、そのことを正直に話すと笑われましたが、「面白い奴だ、そのバイタリティを買おう」ということで今のサーチコンサルタントという仕事をスタートさせました。 

仕事へのこだわり

具体的な内容については大半が業務上の守秘義務に係るためお答えできないのですが、
まず、スポーツでも仕事でも覚えたてで身に付ける段階では全て同じだと思いますが、やはり基礎が大事です。 まずはそのことを徹底的に叩き込まれました。 「朝は誰よりも早く出社して応接デスクの指紋から掃除をする。」 「電話は鳴ったらワンコール以内でとる。」「お礼のmailは帰社後即返信する。」といった基礎的なことから積み上げ、常に「何のためにその行動を選択するのか?」を自問自答する癖を身に付けました。独り立ちができるようになると、デイリーでその日の行動目標(アクションプラン)を立て、必ずその日のうちに検証(リビュー)することで次の日のアクションプランに備える、といった行動パターンを体で覚えます。 沢山の求職者様やクライアント企業様との折衝がある中でこのリビュー&アクションプラン作業は結構時間を取られました。
そういった業務量をこなすための瞬発力というかスピードの速さが今の自身の業務STYLEに備わっているのではないかと思います。

また、仕事に小慣れてくるとそれまでの一連の行動の枠からはみ出せなくなり、現状維持という状態に陥りやすくなります。そのため、些細なことでも「日々、ワントライ」を実践し、ストレッチを効かせた目標値に設定しなおすことなどで仕事にメリハリをつけるように意識しています。
この「スピード」と「ワントライ」のSTYLEは新人時代から続けていることです。

これから社会に出る若者へ

これは人材紹介業に携わる者として世の中の職業を俯瞰してのことですが、高い語学スキル、学歴、医師や弁護士などの高度な専門職やトレーニングをこれまで受けてこなかった方々が、
仕事を通じて世に自身の付加価値を認めさせるためには早期でキャリアの軸足(業職種)を確立し、覚悟を決めた人が圧倒的に有利だという事実があります。
勿論、様々な経験を広く積みたいという考え方もありますが、それをどうビジネスで活かせるのか?世の中のニーズに答えられるのか?といった自身なりの明確な答えがなければ安易に職業(転職そのものではなく業職種)を変えることは後々リスクの高い選択肢を増やしていく、ということに直結します。
若い時の勢いは確かに短期的に大きな成果を生みやすいですが、再現性がなければ
一過性の「過去のもの」で終わってしまいますので、やはり中長期で腰を据えて働ける職業や環境なのか否か?をまず吟味することをお勧めします。